経歴
新卒入社はスポーツ用品店
大学は生活科学部という衣料系の選考だったのだが、新卒ではスポーツ用品の小売業を選んだ。
理由は学生時代スキーが好きで、その店もよく利用してたからという単純なものだった。
冬の繁忙期には深夜まで働くこともあったが、好きなものに囲まれて過ごすのはとても楽しかった。
また仲間にも恵まれ、店舗のあった大阪のみなみでほぼ毎日遊んでいた。
新店の立上げや店長もやらせてもらい、雇われの身ではあったが店舗経営に携われたことは良い経験になった。
ここは6年半勤務したが、自分が立ち上げた心斎橋の店を閉店することになり、そのタイミングで新しい事に挑戦したいと退職した。
世界一周の船旅
スポーツ用品店を退職後、沢山の時間と少しのお金があった私は長期で旅行がしたいと思っていたところ、たまたま新聞にピースボートの広告を見つけた。
これだ!と思い迷わず乗船を決めた。
南米とアフリカ大陸の最南端を通過する南回りのルートで、3か月ほどかけて船で地球一周した。
知っている方もいると思うが、ピースボートは国際交流を目的とした船である。
寄港地のオプショナルツアーには観光もあるが、現地のNGOなどを訪問し交流するようなものも多い。
私はマダガスカルのバオバブ街道やケニアのサファリなどの観光も楽しんだが、ブラジルのストリートチルドレン保護施設やイースター島の植林推進団体などを訪れ、世界には自分の知らないことが沢山あることを知った。
この時の経験が、後に協力隊に参加するきっかけとなる。
雑貨屋
帰国後はしばらく放心状態で、やりたいことが分からずにぼーっとしていたが、お金も無くなってきたので、結局1社目の店舗管理の経験を活かし、当時好きだった雑貨屋での就業を決めた。
ここでも、好きなものに囲まれてのお仕事は魅力的だったが、女性特有の世界で保守的な環境だったこともあり、なかなか馴染めずに苦労をした。
店長候補として入社したため、上からも下からもいじめられた。
毎日辞めたいな…と悩み、楽しかったピースボートを思い出し、また海外に逃避してしまいたいと考えていた時、青年海外協力隊員募集の電車の中刷りが目に入り即応募した。
人生の転機では、自ずと次のステージが用意され、ちゃんと分かりやすく私に伝えてくれる。
やっぱり宇宙の力はすごいと思わされる。
青年海外協力隊での経験
青年海外協力隊の赴任先はシリアで、手工芸隊員として極貧地帯の村に派遣された。
そこで私は、村の女性たちに現地の伝統工芸であるパレスチナ刺繡を教えて商品化し、収入を得られるようにする支援を行った。
ちなみにシリアというと危険な国と思われるかも知れないが、当時は内戦前で治安も良くとても平和な国だった。
村人たちは決して裕福ではなかったが、いつも暖かく、豊かな心を持っているように感じられた。
そして自分たちで作ったものがお金になることを、とても喜んでいて、私も嬉しかった。
でもそんなに簡単なことではなかった。
お金が得られるようになると、仲間同士での競争みたいなものが起こったり、支援していない他の村から苦情がでたりした。
またリーダーの女性は、自立することを恐れた旦那に強制的に辞めさせられてしまった。
宗教や文化の壁は、思った以上に分厚かったのだ。
そんなこんなで色々なことがあったが、私自身は本当にかけがえのない素晴らしい経験ができたと思っている。
キャリアアドバイザー
帰国後、自分が転職活動を行う中で、まず選択肢の多さに驚いた。
もちろん企業に選ばれなければ就職はできないが、それでも求人の多さに、日本はとても恵まれた国なのだと改めて感じた。
一方、サイトには沢山の情報が溢れていて、選ぶことの難しさも感じた。
そんな思いもあり、縁あって人材紹介会社にキャリアアドバイザーとしての入社が決まり、15年勤務し延べ2万人以上の方の転職のお手伝いをしてきた。
もともとのおせっかい気質もあり、人にアドバイスすることは楽しかった。
ただ、とにかく忙しかった…。
そして最終的には身体を壊し、休職を経て退職することになった。
そして今
人生は上手いこと出来ていると思う。
これまでの経験の全てが必然で、だから今の私があると思う。
全てが過不足なく必要だったのだ。
幸い多少の貯えはあるので、これからは会社に縛られず、好きなことして自由に生きていきたいと思っている。
ただ自分の気持ちに正直に生きてみようと…。
とにかく嫌ことはしない。これがモットーだ。
そんな私の日常を、このブログに綴っていこうと思っています。
好きなこと
旅行
旅は一番大好きなこと。
これまで海外は40か国以上、国内もほぼ全都道府県に行っている。
これまで色々なスタイルの旅をしてきたが、最近は国内でのんびりする旅が多くなっていて、特に宿にはこだわっている。
おいおいおすすめのお宿も紹介していきたいと思う。
安全な食事
いわゆる健康オタクだ。
無添加の食材にこだわり、炭水化物や糖質は出来るだけ控え、野菜やタンパク質中心の栄養のあるものを食べるようにしている。
また、最近グルテンフリーにも挑戦して体の変化も感じている。
こちらもおすすめの食材など紹介していきたいと思う。
本
読書も大好きだ。
小説も読むが、一時期スピリチュアル系にはまり、引き寄せの法則や瞑想についての本などを読みまくった。
引き寄せの法則については日々励んでいるが、まだまだ使いこなすことができない。
これからは、本当に自分が望む人生を引き寄せていきたい。
ものつくり
大学で被服専攻だったこともあり、昔からものを作ることが好きだった。
だから協力隊でも、村人たちに手工芸品を作って販売することを教えていた。
そして現在はハンドメイドのアクセサリーを作り販売している。
製作している時はいつも夢中になって時間を忘れる。
お金
お金はもちろん好き。
だが、セレブのように生きたいかというとちょっと違う気がする。
お金が好きなのは、お金があれば自由になることができるから。
お金が心配で、嫌な仕事を辞められない人はいないだろうか…。
そういうことだ。
お金に余裕があれば、好きなことをして生きていけると思うから、だからお金が好きだ。
あと、数字を見るのが好きというのもある。
家計簿とか眺めているのが好き。
簿記も興味本位で独学で2級を取得した。ずいぶん昔だが。
無駄使いをしたくないという志向は、こういうところから来てるのかもしれない。