おやど森の音の評価
施設 | ★★★★ |
食事 | ★★★★★ |
接客 | ★★★★ |
コスパ | ★★★★★ |
2020年3月にひとり旅で2泊した。
ひとり旅だとそこまで高級な宿には泊まれないので、一人一泊2万円代で宿泊できる雰囲気の良いお宿を探していて見つけた。
ここはひとりでの宿泊でも、夕朝食付きで2万円前半で宿泊できるかなりリーズナブルなお宿なのだが、期待以上に良かった。
全14室のこじんまりした家庭的な雰囲気のお宿で、シンプルに統一された内装がおしゃれで居心地が良く、お料理も洗練された見た目とお味でとても楽しめた。
この品質でこの価格はちょっとあり得ないレベルだと思う。
共有スペースの中にいくつか個室があったり、おしゃれな椅子があちこちに置かれていたりするので、ひとりで本を読みながらゆっくりするのにぴったりのお宿だ。
ライブラリーもありフリードリンクもあるので、共有スペースで一日中快適に過ごすことができた。
またいつか行きたいと思える本当に素敵なお宿だった。
おやど森の音の施設
共有スペース
玄関を入るとすぐ右手にはおしゃれなオブジェが並んでいて、センスの良さを感じる。
そして正面には大きな囲炉裏が目に入る。
訪れたのは3月のまだ寒い時期だったので、この空間が最高に居心地が良かった。
先ずはウェルカムスイーツを頂く。
手作りの濃厚なチーズケーキとお茶は、上品でとても美味しかった。
囲炉裏の向こうには手入れの行き届いたお庭が望める。
囲炉裏の隣には、いつでも飲むことができるフリードリンクが置いてある。
種類も豊富で、時間帯によってはお酒も頂ける。
囲炉裏のお部屋の隣には、これまた居心地の良い空間がある。
私は結局この空間で、何時間も過ごすことになった。
2階にも同じようなおしゃれな空間が広がっており、ライブラリーもある。
またいくつか個室も点在しており、共有スペースでもプライベートな空間を確保することができるようになっている。
部屋(スタンダード和モダンツイン)
宿泊したのは一番リーズナブルなお部屋。
決して広くはないが、置かれている物一つ一つがおしゃれで、とても居心地が良かった。
窓からも東北の大自然を満喫できる。
ちょっとした物が可愛らしく、愛を感じる。
こちらは部屋着やタオル、アメニティなどが入っているのだが、カゴバックがおしゃれで可愛い。
お風呂に行くときには、こちらを使う。
温泉
温泉の写真が残念ながらないのだが、こじんまりしたお宿にしてはかなり広めの内湯と露天風呂がある。
いつ行っても貸切で、ひとり占めできて最高だった。
お部屋に温泉は付いていないが、全然問題ないと思った。
そしてお風呂の内装もとてもおしゃれ。
おやど森の音の食事
一日目夕食
食事は創作料理のコースだ。
これが本当に美味しかった。
地元の食材を使った数々のお料理は、まず見た目が美しくてテンションが上がる。
そしてお味も上品でボリューム感もあり、私はとても気に入った。
先ずはアミューズ6品。
赤ピーマンのムース、三元豚のリエット、山形牛肉のハム、きのこ煮、ゴボウの赤ワイン煮、もって葱のサラダ仕立て。
野菜たっぷりのスープ。
とても身体に良さそうだ。
スモークされたサーモンとチーズ(森のりんごの香り)。
これめちゃくちゃ美味しかった。
鴨の温野菜サラダ。
鴨はもちろん、野菜が甘くて美味しい。
魚料理は甘鯛のフリット。
肉料理は山形牛のステーキと鹿肉のロースト。
牛だけでなく鹿肉も、二種類のお肉を食べられて楽しかった。
どちらも絶品だった。
量もちょうど良い。
お釜で炊き上げる季節の炊き込みご飯と月替わりのみそ汁。
こちらはホッとする家庭的なお味。
最後のデザートは囲炉裏端に移動していただくこともできる。
二日目朝食
朝食はシンプルだが、一つ一つ丁寧に作られていると感じられた。
家庭的な朝ご飯。
二日目夕食
二日目の夕食はメニューが無いので写真だけアップしておく。
三日目朝食
おやど森の音の接客
私が訪問した時は宿泊数が多くなかったのか、スタッフの方々もあまり多くはなかったと思う。
だが見かけるといつも温かく声を掛けていただき、とても気持ち良く過ごすことができた。
共有スペースが居心地よく作られているので、人がいなくても快適に過ごせる工夫がされていると感じた。
私は日中ほぼ共有スペースで過ごしていたが、常に誰かいると、かえって気を遣ってしまう…。
もちろん何かあれば、ちゃんと声をかけられるようにはなっているので不自由はしない。
おやど森の音の予約
一休.comかYahoo!トラベルのポイント即時利用がおすすめ。
それぞれ定期的にポイントアップキャンペーンを実施しているので、両方見比べて安い方で予約するのが良いかと思う。
同系列なので、サイトの構成はほぼ同じで使いやすい点も良いポイント。
ちなみにYahoo!トラベルで予約しても、予約確認・変更は一休.comのサイトに飛ぶようになっているので、両社の予約は一元管理可能。
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