断捨離で見えたもの

スピリチュアル

始めは小さな一歩から

休職中、猛烈に身の回りの整理をしたくなり断捨離を始めた。
最初は読み終えた本から始まったのだが、売れると嬉しくなってどんどん不用品を売り始めた。
洋服や靴、かばん、などなど…。

部屋がきれいになっていくと、これまた楽しくなってきて、今度は不用品だけでなくお気に入りでないものを置いておきたくなくなった。

そして、好きなものや必要なものだけが残った。
好きなものだけの空間は、本当に気持ちが良い。

ここまですっきりすると、自分にとって本当に必要なものが明確になってくる。
そして不要な買い物をしなくなった。
部屋にものが増えることが嫌だからだ。

断捨離で気付いたこと

断捨離をやってみると、これまで不要なものにどれだけのお金を費やしたのか、そのお金を稼ぐためにどれだけの時間を費やしたのか…と思い知った。

それからお金の見方ががらっと変わり、さらに無駄な出費を徹底的に見直すことを始めた。
光熱費、保険、携帯代などなど…。

現在私は月4万円ほどで生活している(住居費除く)が、決してひもじい思いはしていない。
むしろ以前よりもずっとずっと満たされている。
お金をかけなくても豊かさは感じられるということを知ったからだ。

例えば食事。
私は食べるものについても断捨離をした。
添加物などの身体に悪いものをやめたのだ。

調味料など少し高価にはなるが、自炊することで以前よりも食費はかからない。
しかも身体の調子はずいぶん良くなった。
『私たちは食べたものでできている』ということを今は心底実感している。

以前は毎日くたくたになるまで働いて、コンビニ弁当やUberで済ませていた。
当然食費は高くつくのに、身体にあまり良くない食事…。

こうして始まりは小さい一歩だったが、それがきっかけで私の生活は一変した。

自分にとって本当に大切なものが何かに気付くことができ、少ないものの中に豊かさを感じられる。

これからは、自分の心の声にもっと正直に生きていこうと思っている。

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