友人は数人いれば十分

スピリチュアル

交友関係で無理する必要はない

以前人間関係の断捨離について書いたが、私は友人は数名いれば十分だと思っている。
今は実際にそんな感じだ。

もちろん人それぞれ好きなことや優先したいことは違うので、沢山の友人と会って時間を共にすることに対して優先順位が高い人は、それで良いと思う。

でも私はそうではない。
ひとりで過ごすことが好きだし、寂しいという感情があまりない。
変わってるのだろうか…。

もちろん、人と会って話をすることが嫌いなわけではない。
ただ、一緒にいて気を遣わなくてはいけない人や楽しくない人と一緒にいる必要はないと思うし、親しい友人とも頻繁に会う必要もないかなと思う。
本当に通じ合っている友人なら、数年会わなくても縁が切れることはないし、久しぶりに会っても全く違和感がない。

なので、気の合う数人の友人とそれぞれ数か月~1年に一度くらいのペースで会って、美味しい食事をしながら楽しい時間を過ごすことが、現在の私のスタイルだ。
結果、友人と過ごす時間はトータルでも1ヶ月に1回くらいになっている。

以前はもう少し交友も広くあったが、会った後なんとなくもやもやする友人とは自然に距離を置くようになった。
例えばお金の価値観が合わない人とか、気付いたら愚痴を言い合っているような友人などだ。

その当時は、これを断ったらもう誘ってもらえないのではないか…などと心配したりしたが、そう思う時点でもう無理をしていたのだと思う。
無理してまで、しかも貴重な時間とお金を使って会う必要があるだろうか…。

シンプルな交友関係で得られるメリット

こうして交友関係もシンプルにすると、さまざまなメリットが得られる。

ストレスが軽減される

これは一番大きなメリットと言っても良いと思う。
ストレスの一番の原因は人間関係らしい。
付き合う人をシンプルにすると、当然ながら人間関係の悩みも減るのだ。

会社の上司や同僚など、断捨離したくてもそう簡単に捨てられない人間関係が沢山ある。
それだけでも十分しんどいのに、自分で選べる友人関係の中に、もしストレスを感じている人がいるなら迷わず縁を切った方が良いと思う。

友人との時間の満足度が上がる

本当に大切な人との時間は格別だ。
一緒にいて楽しいと思える友人、気を遣わずにいられる友人との時間は、当然満足度は高い。
だがそれだけではなく、頻度の低い外食や友人を招いての食事会などは特別感を感じられる。
たまの贅沢を楽しむことができる。
会う人も時間も絞り込むことで、濃度が濃くなる感じだ。

自分にとって本当に必要なものが引き寄せられてくる

これが不思議なのだが、そうなるのだ。
隙間がないと新しいものは入ってこれないというが、人間関係もそうだと思う。
自分に取って不要な人間関係を手放すことで、新しい出会いが生まれるのだ。
感度が上がっているため、ただ広がるだけではなく深まる感じ。

色んな人に会ってみないと相性の良い人とは出会えないという考え方もあると思う。
実際私もそうだと思っていたが、最近はそうでもないのかもと思っている。

私の場合は性格的に出不精なので、新しい人に会うのは正直面倒で頑張らないといけない。
でも何のために頑張るんだろう…とふと思い、自分の不得意なことはやめた。
それでも不思議と自分の人生に必要な人は自ずと現れるのだ。
だから、やっぱり無理はしなくてよいと思う。

お金が貯まる

これも当然のことだが、交際費が減るのでお金が貯まる。
会いたくない人に会う為に、時間やお金を使うのはもったいないと思う。
その数千円を稼ぐためにどれだけ頑張ったかを思うと、そんな使い方はできないはずだ。

また私の場合は価値観の合う友人やお金の使い方を理解してくれている友人ばかりなので、そういう点でも背伸びをしなくて済む。
むしろコスパ良く楽しむ工夫を一緒に楽しめたりする。

自由な時間ができる

会う人数や回数が減るのだから、当然時間ができる。
人との関わりの中で学ぶこともあるが、ひとりの時間を有効に使えば更に多くの学びが得られる。
もちろん好きなことをすれば良いのだが、興味のあることを学ぶことはとても楽しい。

貧富の格差は情報格差とも言われている。
将来の自分のために、時間を自分の学びのために使うというのも有効な時間の使い方だと思う。

またずっとひとりだと寂しいが、頻繁でなくても友人には会えるし、数少なくても大切に思える人がいるという安心感があれば、ひとりの時間は最高に楽しく感じられる。

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