なんとなく近所の神社へ
先日近所の神社に行った。
気持ち的には月に1回はお参りしないとなぁ…と思いつつ、出不精の私はなかなか行けていなかった。
ちょっと出かける用事があって外に出た帰り道、その日はあまりにも天気が良くて、このまま帰るのがちょっともったいないなと思い、近くの神社に行くことにした。
数か月ぶりの参拝だった。
なんとなく、何かに導かれるように…。
猫ちゃんが紡いだご縁
そこには猫ちゃんが数匹いる。
恐らく野良猫なのだが、社務所の横に段ボールがおかれており、外猫として保護されているようだ。
私は猫が好きなので、参拝に行くといつも会いに行く。
その日はちょうど餌をもらって食べていた。
可愛い!!
触りたいのだが、警戒心が強く近くには寄れないので、少し離れたところから食べる様子を見守っていた。
すると一人の女性に声をかけられた。
神社の関係者ではなく、近所に住んでいて、毎日2回餌をやりに来ているとのこと。
最初は猫ちゃんの話を中心に差し障りのない話をしていたのだが、なんだか波長が合ったようで、プライベートの話に発展していった。
普段の私は、あまり初対面の人と話しこむタイプではないのだが…。
聞くと、ご自身でアパレル用品や服飾雑貨を製作して販売しているという。
それで私もアクセサリーの販売をしていると話したところ、来月のマルシェに参加しないかと誘っていただいたのだ。
港区主催のマルシェだそうで、出店料は無料、売上の15%を納めれば良いとのこと。
フリーマーケットの出店でも無料はなかなかないし、たまに行われるCreema主催の展示会などは数万円かかる。
ネット販売の手数料は10%なので、発送料がかからないことを考えれば15%もかなり好条件だ。
是非参加したいと応募方法を教えていただき、即応募し出店が決まった。
自分でも不思議なくらい、とんとん拍子で話が進んだ。
ちなみにこのマルシェ、出店の募集要項を見ると食品関連に限られるようになっているため、もし自力で見つけていたとしても応募はしなかったはずだ。
実際は手作りのハンドメイド品などを出店している店も何件かあるのだそうだが…。
人脈がないと分からないことだった。
人生の転機は小さなきっかけ
人生、たまにこういうことが起こる。
自分の意志で選択しているのだが、なんとなく大きな力で動かされているような感覚だ。
そして、そこから大きく新しい人生が始まっていく。
昔ピースボートに乗船するのを決めた時も、きっかけはたまたま見かけた新聞の広告だった。
5cm四方ほどの小さな広告だったが、はっきりと目に留まった。
青年海外協力隊に参加することを決めた時も、きっかけは電車の中吊りの広告だった。
仕事からの帰宅途中、辞めたい辞めたい…と考えていたら目に留まった。
ビビビッというほど明確なメッセージを感じられたわけではないが、なんとなくそのまま流れに乗っていったら結果人生が大きく好転していった。
後から思えば、あれが大きな転機の小さなきっかけだったなぁと思うという感じだ。
今回のことが、これからの新しい人生の第一歩になったらいいなと思う。
コメント