人間関係の断捨離 効果と方法

スピリチュアル

過去の私の人間関係

断捨離というと不要な物を捨てるというイメージを持つ人が多いと思うが、断捨離すべきはものだけではない。

人間関係の断捨離もとても有効だ。

20代の頃は人間関係が崩れることを心配して、飲み会の誘いは断らないようにしていた。

特に会社の飲み会は義務のように感じていた時もある。

そういう時代というのもあったと思う。

あまりお酒を飲まない私は、底なしに飲みまくる人たちといつも割り勘にされ、高い会費を支払うことに疑問を感じるようになっていった。

本当に仲の良い友人との楽しい食事であれば良いのだが、嫌いな上司に気を遣い、あまり美味しくないコース料理を食べて、この出費はもったいないなと…。

でもなんとなく、これも社会人としてのマナーだなどと納得させていた。

でも少しずつ自分の気持ちに正直になるようになり、行きたくない会社の飲み会は行かないようになった。

いつかは辞める会社だと思ったら、別に嫌われてもいいやという気持ちになれたのだ。

そうするとだんだん誘われなくなり、さらに楽になった。

友達付き合いも優先順位を

今は自分が前向きになれたり、一緒にいて楽しいと思える人としか付き合っていない。

そういう人間関係は、お互いにプラスの効果をもたらし成長し合えると思うが、逆に愚痴を言ったりしてマイナスの感情が生まれるような関係は、お互いにマイナスにしかならない。

仲が良いと思っている友人の中にも、なんとなく惰性で付き合っている人はいないだろうか…。

また、付き合い方によってマイナスになる関係はないだろうか。

2人で会う時は良いが、グループで集まると愚痴大会になってしまう友人とか…。

なので、誰とどのように付き合うのかというのもとても大事だと思う。

自分の感情や感覚に注意を払って丁寧に見つめていくと、どの友人とどのように付き合うのが一番適切なのかが分かってくる。

親しい友人ともちょうどよい距離感を

引き寄せの法則などのスピリチュアルな価値観は合うが、求める豊かさが違う友人がいる。

その友人はショッピングが大好きで、欲しいと思ったものは即購入する。

高価な買い物も多い。

だが不思議なことに、この友人はお金をいくら使っても必要なお金を引き寄せることができる。

引き寄せの法則のお手本になる人なのだ。

だから話しているととても勉強になる。

ただ一緒に買い物に行くと大変なことになる。

最近は自分にとって必要なものが見極められるようになったから大丈夫だが、何年か前までは、一緒に買い物に行くとついつい私も欲しくなって購入してしまい、結局あまり使わずに後悔したことが多々あった。

なので今は、たまにランチなどして楽しくお話はしているが買い物には一緒にいかない。

ちなみにこの友人とは、これまでに何年も会わない時期もあった。

本当に繋がっている友人は会う回数とか関係なく、お互い必要なタイミングで自然に引き寄せられるものなのだと思う。

人間関係の断捨離で得られるもの

ストレスが減る

ストレスの原因の多くは人間関係だという。

本当に心が通じ合っている友人なら気を遣わなくても良いし、もし何かあったとしても理解してくれることだろう。

一緒にいて何かしらのストレスを感じる人間関係は、できるだけ避けたいものだ。

どうしても切ることができない関係なら、最低限の接点にする方が良いだろう。

経済的に豊かになる

不要な人間関係を断てば、当然無駄な交際費やプレゼントやお土産などの出費は減る。

もちろん大切な相手にはきちんとお金を使う。

ただ高価なものでなくても、気持ちが伝わるプレゼントをすることはできる。

一生懸命稼いだお金を、自分にとって不要な人間関係に費やすのはとてももったいないと思う。

日本人はNOと言えないお人よしが多いというが、時には断る勇気も必要だ。

心も豊かになる

本当に大切な人との時間はとても楽しい。

ちゃんと自分の中での優先順位が分かっていると、大事なものが強調され満足度は上がる。

その人やその時間を大切にしようという意識も強くなり、ちょっとした事でも豊かさを感じられるようになると思う。

誘いの断り方

とは言え、分かっていても誘いを断ることが難しいという人もいるだろう。

なので、ちょっとしたコツをお伝えしたいと思う。

本などで知識を得たり、私なりに経験上学んだりした方法である。

その日は予定があると伝える

ポイントは詳しくいう必要はないということ。

『その日は友達をランチをする予定があって…』とか『その日は病院に行かないと行けなくて…』など、なぜ行けないか相手が納得できる明確な理由を伝えなければならないと考えがちだ。

断る時は『その日は都合が悪くて行けないの。ごめんね。』だけで十分である。

すぐに断る

これも重要なポイントだが、返事を先延ばししないということだ。

これも日本人にありがちだと思うが、相手への配慮からすぐ断るのは失礼だと思っている人が少なくないように思う。

でも行かないなら早めに断った方が、相手も次の計画を考えることができて結果相手のためになる。

また、行こうかどうしようかな…とかどうやって断ろうかな…などと考えていること自体がストレスだし時間の無駄である。

誘いを受けて考える時点で、あまり乗り気ではないということだから、そういう時には早めにスッパリ断ってしまおう。

断る回数が増えれば自然に誘われることも少なくなり、切りたい相手なら自ずと切れるだろう。

頻度は抑えたいが切りたくはないという相手なら、たまには誘ったり誘いに乗るようにすれば良い。

それで気を悪くするようなら、そこまでの相手ということではないだろうか…。

あなたの時間は、あなたのものだ。

友人は数人いれば十分
交友関係で無理する必要はない 以前人間関係の断捨離について書いたが、私は友人は数名いれば十分だと思っている。今は実際にそんな感じだ。 もちろん人それぞれ好きなことや優先したいことは違うので、沢山の友人と会って時間を共にすることに対して優先順...

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