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旅が好きだ。
普段はインドア派で家にいることが多いのだが、旅には行きたい。
私の中で、旅には二種類ある。
一つは知らない場所へ行って未知の体験をする刺激的な旅。
そしてもう一つは癒しをくれる空間へ行くこと。
刺激をくれる旅
20~30代のころは前者の旅が主だった。
大きな世界地図を部屋に貼って、行った国に色を付けた。
全部塗りつぶしたいと思っていて、次はどの国に行こうかと考えてはワクワクしていた。
29歳の時にピースボートに乗って、船で世界を一周した。
これまでアジア中心だったが、その時に初めてアフリカ大陸と南米大陸に上陸した。
感動した。
ただそこに行きついたことが、まず嬉しかった。
行こうと思えば行けない場所なんてないんだと思った。
なんでも出来る気がした。
その後、海外で生活してみたいと思い青年海外協力隊を受けた。
とにかく未知の場所で生活をしてみたくて、面接ではどこでも行くと伝えた。
結果中東のシリアに決まった。
(その当時はまだ内戦が起こっておらず、とても安全な国だった)
初めての中東は、これまた刺激的だった。
アラブの感触はちょっと独特な感じがした。
また海外での生活は、旅とはまた違う刺激があった。
現地の人たちや異文化と日常的に関わっていくこともまた、新しい体験で面白かった。
シリアで生活しながら、休日を使って近隣諸国へ旅に行くこともあった。
ヨルダン、レバノン、エジプト、ギリシャなどなど…。
この頃の旅のスタイルはバックパックが主だった。
宿に拘りもなく、一泊数百円の安宿に泊まったこともある。
ありのままのその地域の空気を感じられる気がして、それも旅の楽しみの一つだった。
こういう旅は、自分の可能性を広げてくれる。
自分の小ささを思い知り、許容度を広げられる気がする。
毎日狭い世界で日常を送っていると、どうしても視野が狭くなる。
狭くなった視野を広げ、客観的な視点を与えてくれる。
癒しをくれる旅
40代になってからは後者の旅が主になった。
コロナの影響も少なくはなかったが、仕事が忙しく心身共に疲れていたこともあり、刺激よりも癒しを求めていた。
行先ももっぱら日本が中心になった。
温泉地や自然が感じられる場所が多い。
常宿もできた。
居心地の良い空間を見つけると何度も行きたくなる。
宿のランクも上がった。
素敵な空間で美味しいものを食べ、非日常のラグジュアリー感を感じたい。
と言っても一般庶民であり一泊10万円とかは無理なので、一泊4~5万でコスパの良い宿を選んでいる。
日本の高級宿には、かなり詳しくなった。
高額のお金を出して絶対失敗したくないという気持ちもあるが、興味のあることは徹底的に調べる性格なので、時間があれば宿の情報を見ている。
行きたい場所というのももちろんあるが、それよりも泊まりたい宿で行先を決めることが多い。
そのくらい私にとって宿は重要なのだ。
おすすめの宿は、後々紹介していきたいと思う。
このような旅は、自分の価値を上げてくれると思う。
本物に触れることで感性も磨かれるし、心が豊かになる。
自分がとても価値のある人間であることを思い出させてくれるような気がする。
とにかくどんな旅でも旅は必要だ。
旅は人生を豊かにしてくれる。
だから私にとって、旅はお金をかけるべき必要な支出だと思っている。
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